アーチェリー豆知識

2016年5月 加筆修正更新
「AMAZONEの息子」「キャデット・ボーイ」「あばうとアーチェリー」の内容は、アーチェリーを知らない人でもなるべくわかるように、本文を書いています。 が、ある程度は知っていた方が雰囲気(ふんいき)が分かるかなぁと思うので、簡単に説明しておきます。 くわしく知りたい人は、リンクの所にある「アーチェリー技術的なサイト」で調べてみてください。

▶︎ アーチェリー用語集 (クリックで開閉)

ハンパな本数
試合の本数が36とか72とか144とか、キリのわるい数字なのは、なんで?と思うかもしれません。アーチェリーはヨーロッパから始まったスポーツです。 数の単位がダース(12)なんですね。 だから3ダースで36、6ダースで72、12ダース=144。12ダース=1グロスですから。
的(まと)の大きさは、色々
距離(きょり)が変わると的の大きさも変わります。 また同じ距離でも種別(しゅべつ)によって的の大きさが違うこともあります。 種別については「キャデットって?」をごらんください。
試合は雨でもやる
試合は、どしゃぶりの雨の中でも行われます。ただ風が強すぎた場合は、的が倒れて危険なので中止になることもあります。 またカミナリでも中止になります。カミナリが弓に落ちちゃうと大変だから。
身体障害者も参加できる
アーチェリーは、体に障害(しょうがい)のある人でも、楽しめます。障害があってもなくても、同じ試合に参加できるのです。 弓具検査をパスした弓で、点数さえ出せば身体障害の選手でも世界選手権やオリンピックに出場できます。 アーチェリーにおいて車イスの選手は、めずらしくありませんし、片うでが不自由で口で弓を引く強者(つわもの)も、います。
オリンピックの後に行われるパラリンピックにも、アーチェリー競技はあります。 が、あれほど世間がさわぐオリンピックに比べて、パラリンピックはロクに報道(ほうどう)されません。 もっとマスメディア、とくに影響の大きいテレビはパラリンピックを放送してほしい。 オリンピック全種目放送!なんて宣伝するくらいなら、パラリンピックも全種目!と言ってほしいです。特にNHK!公共放送でしょうが!

ターゲットアーチェリー

平らな場所で、的までの距離が決まっています。しんちゃんが、ふだんやっているのは、これです。オリンピックのアーチェリーも、この種目です。
まるい的の真ん中が10点で、9点、8点、と、外にいくにしたがい1点ずつ減ります。 一番外が1点です。同心円内に当たらないと0点(Mと書きます。ミス・ショット)、的をはずした時も同じ。
競技時間は3射で2分間(又は6射4分)。逆に言えば2射で時間切れすると、残った1本の矢は0点です。個人戦のほかに団体戦もありますが、これについては省略します。
アウトドアとインドアの競技(きょうぎ=しあい)があります。

アウトドア競技

 屋外(おくがい)の試合。試合形式は以下の通り。
●1440ラウンド:1440R(旧:FITAラウンド)
各距離を36射、合計144射の点数。満点は1440点。距離は、種別により以下の通り。70mがメイン競技になったため、現在では、あまり開催されなくなった。
キャデット女子・マスターズ女子 60・50・40・30m
キャデット男子・少年女子・
成年女子・マスターズ男子
70・60・50・30m
少年男子・成年男子 90・70・50・30m

●50・30mラウンド(俗にハーフ、ショートハーフ)
1440ラウンドの後半の距離、50m・30mを各36射、合計72射、満点は720点。かつては国体をはじめ、多くの国内大会で採用されていた形式。現在ではほぼ70mに移行。 大学生(全学連)のリーグ戦においては今でも採用されている。各大学で70mの射場を確保するのが難しいためかと思う。
●900ラウンド:900R 60・50・40mを122cm的を使用して各30射、計90射、満点は900点。他の試合に比べ、的が大きいため初級者でも参加しやすい。
●リカーブ70mラウンド:RC70mR
70mを72射、満点は720点。ただしキャデット、マスターズは60mラウンドになる。
●コンパウンド50mラウンド:CP50mR
50mを72射、満点は720点。
●オリンピックラウンド(リカーブのみ)
予選の後、70mをトーナメントで競う。本数は、決勝ラウンドの3回戦までは18射、準々決勝から決勝が12射。 オリンピックでなくとも、この試合形式はある。キャデットおよびマスターズは60m。
公認試合じゃないけれど
初級者のうちは長い距離や多い本数はむりなので、練習試合では10mとか20mとか30mなどの距離を72射することもあります。 36射をひとつのかたまりとして、それを2回という意味で、俗にダブルと言います。30mダブル(30mW)とか。

インドア競技

冬になると体育館などの屋内(おくない)で試合。 25mラウンドと18mラウンドがあるが、室内で25mの距離をとれる所は少ないせいか、18mでの試合がほとんど。 60射で、満点は600点。

フィールドアーチェリー

山の中などにコースがあり、決められた距離の的が、毎回変わるように配置(はいち)されています。 中にはアンマークドといって、距離が表示していない場所もあります。自分の感覚(かんかく)で距離をそうぞうして、ねらいます。
的は真ん中が6点で、1点きざみで一番外側が1点。

他にもスキーアーチェリー、 3Dアーチェリーなどがあります

豆知識と言いながらも、長くなってしまう・・・