あばうとアーチェリー

Hits.53 ワールド マスターズ ゲームズ2021関西
2019.11.12


 さてさて、東京2020の色々な話題で世間はにぎわってます。オリンピック・パラリンピック、世界選手権、ワールドカップ等が「競技スポーツ」のトップの大会としてあります。
 それとは別の方向性が「生涯スポーツ」です。生涯を通じて、誰もが、いつでも、どこでも気軽に参加できるスポーツをそう呼びます。
 その生涯スポーツの国際大会「ワールド マスターズ ゲームズ」が日本で開催されます!
アジア初だそうです。もちろんアーチェリーもあるよ!

ワールド マスターズ ゲームズ2021関西

 それって、どんな大会なの?と、私は知らなかったので色々調べてみました。
 大会理念は「Sport for Life」人生を豊かにするスポーツで、中高年のための国際大会。
 1985年カナダのトロントが第1回で、およそ4年おきに開催。2021年が10回目で、日本最大の地方公共団体、関西広域連合で開催します。(冬季大会は2010年から、2020年で3回目)
関西広域連合(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、京都市、大阪市、堺市、神戸市)

 参加資格は、およその競技が30才以上で、いくつかの競技は25才以上、あるいは35才以上ですね。資格は年齢だけ。エントリーフィーを払えば先着順で誰でも参加可能。
 2021年の公式競技は、35競技59種目(障害者の参加できるのは20競技)。種目は10歳ごと、あるいは5歳ごとでカテゴリーが分かれてます。ほかにオープン競技もあります。
 みんなでスポーツしようよ、いっそ国際大会にしたらいいんじゃない?って感じですかね。
なんか、楽しそう。ところでアーチェリーは、種目は何?

 で、前回の2017年ニュージーランドのオークランド開催の結果を捜してみると。
 こちらのページ 競技ごとにResults(結果)がダウンロードできます。
 アーチェリー結果、ながめたらビックリですよ!  なんと137ページもある!
 ところが見て行くと、なぜかダブりのページが。抜けの種目があるページと、それを訂正したページが続けてあったり、まるで同じ数ページが繰り返していたり。
 全ページに目を通して正しく数えると、それでも103ページありました。
 目次が無いので、記しておきます。抜けてるページ数はダブりのところ。

IFAA Field 180人
 全記録 1〜7
 メダリスト 12〜16
WA Field 203人
 全記録 20〜28
 メダリスト 32〜36
Indoor 25mラウンド+18mラウンド 253人
 全記録 39〜52
 メダリスト 53〜56
Target ラウンド後、全員でマッチ戦トーナメント 287人
 60mR 記録 61〜62
  トーナメント表 63〜67
  トーナメント記録 68〜72
 70mR・60mR・50mR 記録 73〜74
  トーナメント表 75〜81
  トーナメント記録 82〜88
 60mR記録 89〜90
  トーナメント表 91〜95
  トーナメント結果 96〜100
 50mR・60mR記録 101〜102
  トーナメント表 103〜109
  トーナメント結果 110〜116
  メダリスト 133〜135
全参加者 923人!
 以上の種目に、男女別、年齢別、弓具別のカテゴリ。
 4種目、年齢や弓具のカテゴリ別に整然と並んでないので、見づらいです。結構、雑なのね。
 IFAAフィールドは、ワールドアーチェリー(WA)とは別のアーチェリー団体、International Field Archery Association(IFAA) の定めた試合形式。
 そして種目によって以下の弓具がありました。
IFAA および WAフィールド
Recurve Freestyle Limited リカーブ フリースタイル リミテッド
Combined Recurve Barebow コンビネッド リカーブ ベアボウ
Compound Freestyle Unlimited コンパウンド フリースタイル アンリミテッド
Fingers Compound フィンガーズ コンパウンド
Barebow Compound ベアボウ コンパウンド
Bowhunter Unlimited ボウハンター アンリミテッド
Longbow ロングボウ

インドア
Recurve Bow リカーブ ボウ
Recurve Barebow リカーブ ベアボウ
Compound Bow コンパウンド ボウ
Para Sport Compound - Open パラスポーツ コンパウンド オープン
Bowhunter Unlimited ボウハンター アンリミテッド
Longbow ロングボウ

ターゲット
Recurve
Recurve Barebow
Compound
Bowhunter Unlimited
Longbow
 さあ、この中でよくわからない物はと言えば・・私たちに馴染みのWAではなく、IFAAのボウスタイルでしょうか。ざっくりと表になってるのが、IFAAのこちら
以下に画像のリンク、しときます。

 リカーブ フリースタイル リミテッド
なんとサイトに水準器がOK! 後はだいたい同じみたい。

 コンビネッド リカーブ ベアボウ
多分これは、WAのベアボウに対して区別するための表記ではないかと想像。水準器とクリッカーは矢の位置より上ではならない(つまり下なら使えるのか!)、長いロッドも可。

 コンパウンド フリースタイル アンリミテッド
距離別にサイトピンが上下にいくつも並んでたり、レストの形状が違うのもOKですね。クリッカーもアリと。

 ボウハンター アンリミテッド
狩猟用のコンパウンド。サイトの水準器がダメで、サイトピンは4つ以上ないとダメなのかな。長いロッドもダメと。

 フィンガーズ コンパウンド
こちらは読んで字のごとく。リリーサーを使わずにフィンガーリリースって事でしょう。

 ベアボウ コンパウンド
サイトとリリーサーは使用不可で、レストも形により制限あり、矢より下なら水準器とクリッカーが可、長いロッドも可。

 ロングボウ
イギリスで昔からある弓かと思ったら、ちょっと違うようです。鳥羽は、今でもあるからわかるけど、木の矢じゃなきゃダメなんだ! 生産されてるんだ!

 なんか、色々面白い。
 そんなわけで4種別、もろもろの弓種があって、男女別で、年代別でとなるため、100ページを超える競技記録にもなるわけです。参加数が少ないと1人とか2人だったりします。
 参加者の国別では開催のニュージーランドが多いのは当然ですが、お隣のオーストラリアの他、イラン、カナダ、アメリカ、 スイス、イギリス(グレートブリテン)、アイルランド、ドイツ、フィンランド、ノルウェーなど、ヨーロッパの国々から参加してます。
 すごく面白そう。あらゆる弓がわちゃわちゃと集まってるのを想像すると、アーチェリーの祭典みたいじゃないですか!
 が、そこで大問題。「日本で、こんなのできるの?」これほどの種目数とカテゴリ、結構な審判、スタッフ、会場が必要なわけですよ。
 と思って日本開催の競技別概要(PDFファイル)を見ると、アウトドアとインドアのみ。弓種はリカーブとコンパウンドだけ。募集枠は合計400人。
 おおう・・なんか前回から急激にこじんまりとしちゃったわね。でも日本であれほどの規模の大会は無理だと思うから、仕方無いのか。
 じゃあ、と前々回の2013年イタリア・トリノ大会のリザルトを見てみると・・・

 あれ? アウトドアだけ? コンバウンドとリカーブのみ、参加者は185人。ラウンドの後にマッチ戦トーナメントがあるから100ページは超えているけど。
 イタリアも土地が無いからか。つまりは開催国の事情によって、競技種目は自由に変えれるって事ですかね。イタリアだってARCOとか、弓具メーカーあるんだけどなぁ。
 てことは、あの大規模なアーチェリー競技を開催したニュージーランドは、土地があるとは言え、アーチェリーが盛んなのかしら? イギリス連邦王国だから? イギリス由来のアーチェリーって事で。ラグビーばかりじゃなかったのね。

 今までのワールドマスターズゲームズ、競技種目にしてもその回ごとに違っているし、決まり切ったものでなく、その地域に合わせて変化も有りなのかしら。まあ、楽しむスポーツだから。
 そんなわけで、まだ先ですがワールドマスターズゲームズ2021関西、5月14〜30日開催です。参加受付は2020年2月を予定。国内の人はエントリーフィー15,000円を予定(5種目参加可能)。先着順、定員で締め切り。
 こんな大会も、面白いのではないでしょうか。アーチェリーは鳥取市、飛行機なら鳥取砂丘コナン空港ですよ〜!(米子鬼太郎空港でないのが残念)今から2021年を目指して練習してみるのもいいかも?
 でも2021年、35競技だからって、大会参加者50,000人は風呂敷広げすぎでは? 前回は28,571人、前々回は19,000人ですよ。30,000人くらいにしといた方がいいのではと、ふと思いました。
追記:2020年2月1日よりエントリー開始(先着順受付)だそうです。



近況:公認コーチの課題、
レポートあと2つ残ってる。
講座はあと2日間。
最終日はテストだって。