あばうとアーチェリー

Hits.32 全国通信アーチェリー大会
2017.2.8


 全日本アーチェリー連盟主催の2016年の第2回小中学生通信アーチェリー大会の確定記録が手元に届きました。 この大会は春から秋までの指定期間の間に、各自が大会で出した一番いい成績を申請し、全国規模でのランキングを決める通信大会です。 結果は雑誌アーチェリー3月号にも掲載されます。(Hits.22でも紹介してます)
 種目は以下の通り、1人で複数種目に申請できますが、入賞表彰は1選手1種目のみ。(より長い距離の表彰を優先する)
・60mラウンド(72射)
・50m+30m(72射)
・30m+30m(72射)
・18m+18m(小学生限定・80cm的 72射)

 様々な大会がある高校生以上と違い、中学生以下はそれ単体の大会が非常に少なく、周囲に同年代の選手も少ないため、モチベーションを上げるため、競技力向上のために設定された大会ってところでしょうか。 周囲が大人ばかりじゃ、自分の技量がどの程度なのか、わかんないもんね。
 まだ第2回なの?ってわけじゃなくて、その前までは名称が「U−15全国通信アーチェリー大会」。U−15、アンダー15って事で15歳以下。 中学生以下なら参加できるけど、ほとんどが中学生。小学生はチラホラ程度。U−15第1回が2003年で、これより前はこういった大会自体がありませんでした。 12回続いた後、現在の名称に変更。
 2020年の東京を控えて競技力向上と普及を目指して、より分かりやすい「小中学生」の名称に変わったのでしょう。

 この確定記録の前に送られてきた、確認記録。記録に間違いあったら申告してね、のデータ。宇都宮で教えている小中学生達の順位を眺めた後に、都道府県別の申請者数の表がある事に気づきました。 あら、こんなの初めて見たな。でも、なんか人数少ないぞ。
 関東なんて東京の他はウチの栃木県しかないじゃん。 これはもしや「おたくの県は参加者ゼロですよ〜。もっと参加してね〜」ってプレッシャーを与えるために付いてきたんだろうか?
 1人で複数種目に参加できるので表の数は、のべ数。実際には何人いるんだろうと前々から思っていたので、今回この記事を書くにあたり、調べてみました。(絶対面倒なので、今まではやってなかった)
 私はデータベースソフトを持っていないので、年賀状ソフトを利用して、全選手の名前と都道府県名と参加距離を打ち込んで、ソートなどして調べたのが、次の表。
 2015年と2016年の比較です。大きい表になりましたが。

小中学生全国通信アーチェリー大会 参加者数(単位=人)
2015-2016cadet
2015-2016suma_cadet
 2015年に比べると、2016年はのべ数で49人、選手数では65人の減少です。
今年から、変わった事。
・全ア連のキャデット登録者に限る
・安全のため全ア連グリーンバッジ取得していること(18mの部を除く)
・1440ラウンドは廃止
・小学生限定の18m(80cm的)の新規追加
 おそらくは、全ア連登録ってのが数が減る要因のひとつだと思います。2015年までは「キャデット登録が望ましい」ゆえに、未登録の子供でも申請可能でした。
 またグリーンバッジ取得も、昨年度までは「望ましい」でしたね。今回から36射200点でのグリーンバッジが必要なので、取得不能な子は申請できないため、若干の人数の減りはありますが。
 ランキングの集計作業や確認には手間も時間もかかりますから、ちゃんと連盟に登録してよね、という事でしょう。理由は非常に納得できます。キャデット登録(中学生以下)は、大人と比べたら登録料もうんと安いしね。登録する事で選手としての意識も上がるかも。
 ただ今回の記録を見るに、アーチェリーが盛んな地域だと思うのに申請数がゼロだったり、非常に少なかったりした所もあります。
・アーチェリー部は、地域で大会があるから別に全ア連登録しなくていいやって事?
・あるいは地域団体で活動の子は、別に登録しなくてもいいやと保護者や指導者が思うのか?
・指導者や地域団体が登録や申請の手続きが面倒と思っているのか?
・はたまた通信大会なんてマイナーなやつは不要と思うのか?
 理由は、わかんないですけどね。実際にはキャデットの選手はもっといますよ。あと100人くらいはいるんじゃないかな? 想像ですけど。
 新設の小学生18mの部は、思ったよりもずっと参加者が少ないです。男女合わせても24人。通常規定の40cm的じゃなく、80cm的(面積4倍!)ですから小学生でも十分楽しめる距離。逆に「そんな簡単なのはやらない」か、「お遊び程度だから登録しない」なのかな? 来年度に期待しましょう。
 基本、選手の子供達は全ア連の登録や通信大会の事なんて知りません。雑誌アーチェリーを通読してる中学生がそうそういるとも思えないし。指導者が「こんなのがあるよ」って教えない限り、大会の存在も知らないでしょう。
 これを読んでるアーチャーのあなたが4月以降も中学生以下であるのなら、ぜひ2017年の通信大会に参加してみてね。指導者の方に「全ア連の小中学生通信大会に出したいんです」って言ってください。もちろんその前に全ア連のキャデット登録もしてね。
 キャデットの他にマスターズ(40才以上)の通信大会の結果もあり、こちらの参加のべ数は男子216人、女子43人、合計259人でした。
 さすがにこっちまで選手数の集計はしてません(^_^;)
 まあマスターズの人数が少ない理由は、想像できるんですけど。私自身、マスターズだけど申請してないしね。
・若い頃に比べたら、点数出ないし。
・そんな点数で申請したくないし。
・そもそも、まだ現役のつもりだから一般の大会でがんばりたいし。
って、とこでしょう。ははは・・・。
 さあ、今年もがんばろー!



近況:寒いです。
練習したいと思いつつ、
コタツの誘惑に負けそう。