Hits.52 大学スポーツ協会
2019.5.15


 すでに5月も半ばを過ぎ、新たに大学生となった若者達はそれぞれの場所に慣れてきた頃でしょうか。各大学の部やサークルは新入生勧誘の大わらわも一段落したあたりでしょう。
 大学スポーツの世界では、去る3月に「一般社団法人 大学スポーツ協会」が設立されました。略称はUNIVAS(ユニバス)。選手の安全確保、学業との両立、大学スポーツのブランド向上を軸に「全米大学体育協会(NCAA)」をモデルとした組織、だそうです。
 大学スポーツ、今までは各競技団体別に大小の組織が存在していましたが、競技を超えて統括する大きな組織は無かったわけです。
 加盟していない競技団体もありますが、より若い世代であれば、全国高等学校体育連盟(高体連)や日本中学校体育連盟(中体連)が、それに該当します。文化系であれば、全国高等学校文化連盟(高文連)、全国中学校文化連盟(中文連)ですね。
 もちろんそれらは競技者が未成年であるため、保護や管理や教育上の点から組織運営を大人が(主に教員が)担ってきたとも言えます。
 一方、大学生はと言えば一般的には大人扱いです(実際2022年4月には成人年齢は18歳に変わりますしね)。各競技別に、組織運営は主に学生達が行っているようです。
 発足したユニバスはどうなるんでしょうね。スポンサー企業からの資金で運営人員が雇われるのかしら? メディアへの露出が少ない大学スポーツですが、ユニバスでは試合のライブ配信を年間600試合を目標に行う計画で、そのあたりには期待しちゃいます。
 ユニバス加盟競技団体は現在33団体(別に連携会員として3団体)ですが、団体名称をながめていて気づいたのは、競技によって、大学生の団体である学生連盟が19、中央競技団体が12と、混在している事。ちなみにアーチェリーは、全日本学生アーチェリー連盟が加盟してます。
 12の中央競技団体にはその学生団体が無いのかと思えば、すべてがそうでもないようです。学生団体が中央団体の内部の委員会として存在する場合や、地域ごとの学生団体のみで全国規模では無い場合もありました。あるいは学生組織が小さいか、逆に大きくて競技会運営に中央団体の力が必要なのかと想像できる場合も。学生組織が見当たらない場合もありましたが。
 そして加盟大学数は現在、219です。 旺文社 教育情報センターによると、2018年度の日本の大学数は768大学とあります。全体からすると加盟は3割に満たないです。発足したばかりですから、加盟する競技団体、大学はこれから増えていくのでしょうが。
 ただ、ふとした疑問が。自分の所属している競技団体がユニバス加盟であっても、その大学が未加盟の場合、あるいはその逆の場合はどうなんでしょうね?
 所属競技団体が加盟ならば問題は無いような気はします。また所属大学が加盟ならば、その大学の運動部はすべて加入とみなされる、なのかな?と思えなくも無い。どうなんでしょう。
 でも所属大学も所属競技団体も、どちらも未加入だと、関われませんね。ハラスメントの根絶や、指導者養成など、期待したい活動だと思います。




近況:これからリンクページの
更新作業に入る予定。
年度始めだから、かなり
時間がかかるでしょう。

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